飯山観音周辺は、昔から桜の名所として親しまれてきましたが、昭和40年に飯山観光協会の設立とともに「飯山桜まつり」として地元観光関係者が中心となって行われるようになりました。　 3千本の桜が見事なまでに咲き誇る厚木市飯山は、県内でも指折りの桜の名所です。 3月下旬～4月上旬に開催される桜まつりを待ち遠しく思っている方々は、毎年飯山の桜を見て穏やかな陽春を迎え、会場となる飯山白山森林公園では、芸妓踊り・さくら輿や白龍太鼓・白龍の舞で賑わいます。

小田原で梅干しが作られるようになったのは、戦国時代、小田原城主となった北条早雲が、梅干しの薬効と腐敗を防ぐ作用に目をつけ、戦時携行品としたことに由来するといわれています。北条氏の奨励により、足柄地方では家ごとに必ず2、3株は栽培されていたようです。 江戸時代になると、梅はその花が持つ優雅な気品も見直され、観賞用としても全国的に普及していったようです。小田原でも城下の武家屋敷、寺院、畑等に梅が多く植えられました。 一方、東海道の往来が頻繁になるにつれて、小田原は箱根越えを控えた宿場町として大きく発展し、これとともに梅干しと提灯は旅人からの需要が増加していきました。 小田原梅干しの主要な産地である「曽我の梅林」は小田原の中心街より北東約7キロメートルに位置し、中河原、原、別所の各梅林から成り、約3万5000本の白梅が植えられています。 霊峰富士と箱根連山を背景に、田園風景の中に白布を敷き詰めたような梅林は、絵画を見るような美しさです。 また、梅まつり期間中は流鏑馬、郷土芸能の小田原ちょうちん踊り、寿獅子舞などが行われ、多くの見物客で賑わいます。

江ノ島水族館は今から50年以上前の昭和29年に、日本における近代的水族館の第1号として設立されました。その後、老朽化に伴い、平成16年4月16日「新江ノ島水族館」としてリニューアルオープンしています。 水族館に入ると、まず、目の前に約8000匹のマイワシの大群が優雅に泳ぐ姿に驚かされます。館内の人気ナンバーワンは国内で最も大きなアザラシであるミナミゾウアザラシの「みなぞう」です。日本に一頭しかいないオスで、体重約二トンの超巨体の持ち主です。 その他にも、直接イルカと触れ合える(1)イルカと握手(2)ハッピードルフィン、相模湾大水槽のショー(3)大水槽マリンガールダイビングショー、(4)大水槽バーチャルダイビングショー、世界有数のクラゲ専門空間(5)クラゲファンタジーホール等、楽しみなプログラムが 多数あり、時が経つのを忘れてしまうのではないでしょうか。 また、ベストポイントとして、2階の「海辺のデッキ」にあるオープンデッキで食事をしながら潮風と景観を楽しむのもお勧めです。 特に富士山の横を夕陽がゆっくり沈む眺めは最高です。 近代的になった今、子供から大人まで楽しめる空間が目の前に広がり、1日中いても飽きが来ない新江ノ島水族館。是非1度訪れてみてはいかがでしょうか。

横浜開港とともに形成され、関東大震災や横浜大空襲といった度重なる壊滅的打撃を受けながらも逞しく復興してきた横浜中華街。また、世界に誇る大規模なチャイナタウンとして人々に愛されるこの街の周辺には、山下公園、元町商店街、外人墓地など様々なおすすめスポットが点在している。 異国情緒ただよう町並みを散策すれば、歴史の中に新たな発見が見つかるのでは。近年、巨大ショッピングモールがいくつもオープンしているので「徹底的にショッピング！」というのもいい。

多摩川を北に挟んで東京都と向かい合う川崎。東京湾沿いの京浜工業地帯には、工場やコンビナートが林立し、活気をみせている。 一方、東急線沿線の内陸部では、沿岸部とうってかわって、閑静な住宅街が広がる。川崎の見どころといえば、厄除けで有名な川崎大師。仲見世で売られる咳止め飴はここの名物。くずもちも美味しいと評判である。正月三が日には300万人もの参詣者で賑わう全国屈指の寺院であり、本尊・弘法大師を奉祀し、厄除け、家内安全、交通安全、商売繁昌、開運などのご利益がある。境内には平安朝の建築様式に近代的な感覚を盛り込んだ大本堂、華麗で格調ある八角五重塔、インド風建築様式の自動車交通安全祈祷殿などの建築物が並ぶ。

米海軍基地があり海の匂いがする街。有名などぶ板通には米軍払い下げのアイテムを扱うショップや、アメリカそのものの雰囲気を醸し出した飲食店などが建ち並び、観光客や米軍人、地元の買い物客等で連日賑わいを見せているエリア。 また横須賀沖に浮かぶ無人島の猿島など、レジャーを楽しむのにおすすめのスポットが数々ある。 三浦半島は東京湾と相模湾に囲まれ、一年を通して海に関するスポーツや食べ物が満喫出来る。また、三崎はマグロの漁港としても名高く、町の随所にマグロを扱った店が軒を並べている。