「シュウマイ」は、中華料理の定番料理です。豚肉などの具を皮に包んで蒸しあげるのが、王道です。「点心」と呼ばれる料理の一つとして、中国はもとより、日本でも深く定着しています。 「餃子」や「肉まん」に並ぶ人気を誇るシュウマイは、中国では13世紀頃（「元」の時代）から作られていたそうで、古い歴史を持つ伝統料理です。 日本には、15世紀頃（室町時代）あたりには伝来したとされていますので、日本人にとっても、昔から馴染みのある料理です。

日露戦争当時、帝国海軍・横須賀鎮守府が、調理が手軽で肉と野菜の両方がとれるバランスのよい食事としてカレーライスを採用し、その普及につとめた。その後、復員した兵士がこれを広めたため、カレーライスは全国に広がった。 戦後の復興期、カレーの普及に着目した食品メーカーなどが、海軍カレーに準拠するカレー粉を製造・販売したため、日本のカレーの由来は海軍カレーであるという説もある。 カレーを食べる習慣は、現在の海上自衛隊にも引き継がれており、毎週金曜日が「カレーの日」になっている。

蒲鉾の歴史はたいへん古く、神功皇后が三韓渡航の途中、神戸生田の杜で鉾の先に魚肉をすりつぶしたものを塗り付けて焼いたものが最初であると伝えられています。 もっとも、古い時代の蒲鉾はすべて竹串付きの、今で言う焼き竹輪で、板付きの蒲鉾になったのは桃山時代のことです。板付きの蒲鉾は江戸時代末期に現在のような板付きの蒸し蒲鉾になりましたが、その発祥の地が小田原といわれています。