借りるときに知っておきたいこと
相場、予算、物件選び、契約・解約、入居、退去時の注意点まで。
不動産を借りるときに必要な基礎知識をまとめました。
4 - 1 賃料の目安の立て方
賃料は毎月継続的に払っていくものですから、無理なく払い続けられる金額で計画することが大切です。
また、賃料以外にも必要となる費用がありますから、考慮に入れておきましょう。
確実な収入をベースに考える
会社員の場合、残業代や賞与などの収入もあるでしょう。しかし、それらの臨時的な収入は変動する可能性がありますので、確実な収入をベースに希望の賃料を検討しましょう。
賃料の目安は手取り月収の3分の1以下
賃料以外の支出を確認する
住まいを借りるための支出は賃料だけではありません。物件によっては管理費(共益費)、駐車場代などが必要な場合もあります。予算を決める際には、これらも含めて考えるようにしましょう。

管理費(共益費)は、建物全体を維持管理するために入居者が負担する費用です。名称は物件や地域などによって異なりますが、賃料以外に毎月支払う費用のなかでも代表的なものです。
管理費(共益費)は、建物の共用部分に当たる玄関や共用廊下の光熱費や清掃費用、エレベーター等各種設備の維持・点検費などに充てられます。一般的に設備が充実している物件ほど、管理費(共益費)も高く設定されていることが多くなっています。
ただし、管理費(共益費)が、あらかじめ賃料に含まれている物件もあります。
駐車場や駐輪場の利用料の有無は物件によって異なります。(無料で利用できる物件もあります。)また、物件に駐車場や駐輪場がない場合には、近隣で別途借りる必要がありますので、これらの費用についても事前に確認しておきましょう。
なお、駐車場の契約時には、初期費用として敷金などが必要になることもありますので、あわせて確認しましょう。
上記以外にも、物件によっては自治会費の支払いを求められるなど、個別に費用が必要になることがありますので、事前の確認が必要です。
※掲載情報は【不動産ジャパン】サイトより転記しています。