250ヘクタール、東京ドームの60倍という広大な敷地内に、4つの牧場があるほか、「花のひろば・みどりのひろば」、一年を通して味覚狩りが楽しめる「フルーツ農園」、高さ30mの観覧車もある遊園地「わくわくランド」などの施設があるエンターテイメントファーム「マザー牧場」。

JR内房線佐貫町駅から天羽日東バス「鹿野山行」で20分、房総半島の山々や、東京湾や富士山の雄大な景色が見渡せる富津市の鹿野山にあります。

このマザー牧場では、なんといっても動物たちとの触れ合いが楽しめることが魅力。 「アグロドーム」で行われる羊のショーは、羊飼の男性の楽しいトークや、バリカンを使ってモコモコの羊があっという間に丸裸になったりと笑いと驚きがいっぱい。アヒルがガァガァと行進する「アヒルの大行進」、うしの牧場での「乳牛の手しぼり体験」、やんちゃ盛りなこぶたたちが元気いっぱいに走る「こぶたのレース」、うさぎやモルモットと触れられる「うさちゃん・モルちゃんだっこ」などユニークなイベントが盛りだくさんです。

また、場内にはたくさんの花が植えられていて、2月上旬からは関東最大級、約300万本の菜の花が斜面一面を黄色く染めはじめます。8月中旬～9月中旬には約100万本の黄花コスモスが咲くほか、9月下旬～10月下旬には約50万本のコスモスと真っ赤に燃えるサルビア約50万本が共演。その美しさは息を呑むほどに見事です。

雄大な太平洋が目の前に広がる、海洋レジャーセンター「鴨川シーワールド」は、房総半島の太平洋側、南東に位置する鴨川市の海岸線沿い、JR外房線安房鴨川駅から送迎バスで約5分という場所に位置しています。

水槽は、その魚の住む生息域のようにレイアウトしてあるので、とてもリアル。なかでも、熱帯のサンゴ礁の海を再現した「トロピカルアイランド」は、広々とした空間のなかで色とりどりの魚が悠々と泳ぎ、まるで夢の中の世界のようです。

そしてなんといっても、鴨川シーワールドの名物といえば、パフォーマンスのスゴさでしょう。シャチやイルカにアシカ、ベルーガなどのエンターテイナーが繰り広げる、ダイナミックかつ華麗なパフォーマンスは迫力満点。 海の動物たちと触れあうことができるもの鴨川シーワールドの魅力です。

「笑うアシカと記念写真を撮ろう」「イルカにタッチ」「シャチのキスのプレゼント」など愉快なイベントが盛りだくさん（有料）。イルカと一緒に遊ぶことができる「ラブリードルフィン」も人気です。

夏に開催される、夜の水族館を係員の説明付きで見学できる「ナイトアドベンチャー」や、トロピカルアイランドやロッキーワールドの水槽の前で寝袋宿泊体験ができる「水族館宿泊体験」も毎年大きな反響を呼んでいます。

天慶3年（940年）寛朝大僧正によって開山され、以来1070年近くの間、護摩供の香煙を一日たりとも絶えさせることなく、不動尊信仰の随一祈願道場として数多の信仰を集めてきた成田山新勝寺は、真言宗智山派の大本山で、成田市にあるJR成田駅・京成成田駅から徒歩10分の場所に位置しています。

正月の初詣でも有名で、千葉県警の発表によれば、初詣の人出は2006年が約275万人、2007年が約290万人と千葉県内ではもちろん1位、全国でも2位を誇っています。

7月には、奥之院に祀られている大日如来に五穀豊穣をはじめ所願成就を祈願する成田山祇園会（成田祇園祭）が執り行われるほか、2月には「特別追儺豆まき式」と「開運豆まき」が盛大に執り行われる節分会が開催され、毎年、大相撲力士をはじめ、NHK大河ドラマ出演者が特別年男・年女として参加しています。

境内に隣接する成田山公園には池、滝、噴水などが点在し、成田山書道美術館、成田山霊光館（歴史博物館）、茶室「赤松庵」浮御堂、藤棚など、多彩な施設が整っています。

そして、成田山詣での楽しみとして忘れてはならないのが門前町散策です。JR成田駅前から成田山門前にいたる表参道には、成田名物の羊羹、鉄砲漬、川魚の佃煮、地酒などの老舗が並び、年間を通じて、買い物や食べ歩きを楽しむ人々で賑わっています。

昭和53年に神戸市の所有となり、同年に国の重要文化財に指定されています。